ラダック(レー)の空港から |
10/3(前回記事)→10/4(コルカタ‐デリー間鉄道移動)→10/5(デリー)→10/6(デリー)→10/7(この記事)
旅に出る前はラダックに行く予定はなかったので、おそらく旅中にふとここに来ることを思いついたのだと思うのだけど、我ながらよくこんな辺境へ来ようと思ったなと、空港に降り立ってしみじみ思っていた。
ラダックとはインド最北端の地域の名称で、標高3000~5000mの山々が連なる高山地方で、
行くところほとんどが富士山頂上並みの環境だ。
こんなすごいところに思い切って来てしまったわけだけど、思い切って来てみて良かったと思う。
世界一周を約半年という短い期間でするとなると、どうしても各国の主要な都市を回るというスタンスになってしまいがちだが、国のいろんな側面を見るためにもイレギュラーな都市も回ってみたい。ここからデリーまでいくつかの都市を見ながらゆっくり下っていく予定なので、これからの旅のためにも良い予行練習になると思う。
ラダックへは飛行機で行ったのだが、その飛行機からの景色がもう既に絶景だった。
機内からの景色。雪の部分を見ると割と近そうに感じるのに、川や山肌に目をやるととても距離を感じた。 |
こんな感じで山脈の上を這うように飛んでいく。飛行機も小さかったのでセスナで遊覧飛行している気分になった。 |
湖。色がいい。あと雲のこの感じもいい。 |
奥のちょっと抜きんでているやつがエベレストらしい。 |
機内も僕もずっとこんな感じだった。 |
大体1時間ほどでラダックの中心都市レーの空港に降り立ち、その瞬間ここの気温の低さにびっくりした。
そしてしばらく歩いて空気の薄さにもっとびっくりした。
薄すぎて、鼻をかんだらその瞬間に息苦しくなりそのまま鼻水をもとの位置まで吸い上げてしまう程だった。
高山病を心配していた僕は、一緒に飯屋を探したインド人旅行者もひくくらいゆっくり歩き、たくさん深呼吸をし、5分おきに休憩しながら動いた。
街についてすぐに食べたトゥクパ。チベット版のうどん見たいな食べ物。
見た目は良かったけどパクチー入ってて悶絶。 |
遅めの昼飯を食べた後、宿を探しに出た。
オフシーズンであまり宿が運営されていないことは分かっていたから、値段も場所もあまりこだわらず、初めに見つけた老人夫婦が農業と兼業でやっている宿に決めた。
初日は着いたらすぐ休むと決めていたので、ATMとネットカフェの場所を確認し、まだ17時だったが仮眠のつもりで横になった。
そしてそのままやってはいけないと言われる長時間睡眠に入ってしまった。
(睡眠時は低酸素状態になるらしいので着いて数日はあまり長時間寝ない方がいいらしいです。)
この時期のラダックの夜はシャレにならないくらい寒かった。
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