2012年11月17日土曜日

ヨルダン4日目

11月11日 アンマン

朝早くバスに乗ってヨルダンの首都アンマンへ向かう。
アカバからの道とは違っていくつかの小さな山を登ったり下ったりを繰り返し、12時頃にアンマンに到着した。
宿はマンスールホテルというところにした。ここで働くルアイさんという人が本当に良い人かつ日本人びいきで、いろんな料金を日本人だからという理由で無料にしてくれた。他の国からの旅行者に申し訳なくなるほどだ。

アンマンにそれほど長居できないので、さっそく宿を出て街を散策する。
とりあえず今日の目的は新しい靴を買うこと。アンマンには古着街があって、ヨーロッパのブランド物の古着を安値で購入できる。
その古着街を目指して観光もしながら歩いた。

宿の前の通り。ダウンタウンの中心部。

歩いて数分で、僕はアンマンの街が本当に好きになった。

アンマンは5つの丘とそれらに囲まれたダウンタウンからなっていて、5つの丘の斜面にはそれぞれ特色のある街が広がる。ダウンタウンのどこを歩いていても丘の斜面に連なる街がダウンタウンの街並みの後ろで背景として存在する。すごく面白い光景だ。

さらにここの人々の人柄の良さは他国とは比べ物にならない。
インドやエジプトのようにしつこく声をかけたり、罵声を浴びせたり、からかったりといったことはまずない。かといって無関心でもない。市場(スーク)を歩いていると店の前でたむろしている人が優しく声をかけてくれる。僕が急いでいたりして挨拶だけで済ませればそれで終わるし、立ち止まって話し始めれば笑顔で話してくれてコーヒーまで出してくれる。そして道端でふと目が合った人みんなウインクする。

日本を出発する前はまさかヨルダンのアンマンが今までの旅の中で最も安全と安心を感じる場所になるとは思わなかった。

アンマン旧市街のランドマーク。アルフセインモスク。のシルエット。
信号待ちのバスの料金係が写真を撮ってと言ってきたので撮った。
丘の斜面に広がる街。

古着街に到着し、とりあえず今日は一刻も早く底に穴の開いていない靴をはきたかったので、古靴を買うことに。中東の市場ではしっかりと定価が決まっていないことが多く、損をしないためにはしっかりと値切らなければならない。
交渉に時間をかけるためにできるだけ早く気に入った靴を見つけ交渉に入る、店主の言い値は25JD(2600円)だったので、そこから1/3の値段でお願いしてみたり、宿で調べて覚えてきた「ヤハービービー」(安くしてよ)というアラビア語を使ったり、買うのをやめて帰ろうとしたりといろんなことを試したが結局15JDまでしか下がらなかった。気に入った靴だったので買ったが、僕がもっとアラビア語を話せればさらに安くできたかもしれない。
交渉中はけんか腰だった店主も、値段が決まればケロリとそのことを忘れ、笑ってコーヒーを出してくれた。

 宿に帰って休憩所にいた何人かでシーシャを吸いに行き、その日は早めに休んだ。






※シーシャは口から吸って肺に入れず口の中でとどめて吐きます。煙草のように肺に入れる気持ちよさがない代わりに香りを楽めます。ミントの香りと果物の香りを混ぜたやつがオススメ。

口から出すタイプ。イギリス人のマーク。

鼻から出すタイプ。口から吸って。
鼻から出す。
こんな感じ。
日本でもシーシャ専門店みたいなのが結構あるらしいです。



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