日本食屋「OKAERI」の定食。 |
10月18日 リシュケシュ
リシュケシュ2日目。
この日はリシュケシュで再会した美沙さんと朝からリシュケシュで唯一の日本食屋に行ってきた。
宿から橋を渡ってそこから山道を20分程のぼらないとたどりつかないのだが、多くの人はそうまでして日本食を食べたい。
インドの食に合う人と合わない人がいて、合わない人にとっては食に関してはインドはかなりつらい。東南アジアのように日本企業の食品がたくさん売っているわけでもなく、牛肉豚肉は基本的に食べられないので、なんというか逃げ場がない。
まあリシュケシュは欧米風の食事(肉、魚は使わない)ができるので、それほど食に関してはつらくはなかったけど、とにかく久々に日本食を食べたくて、口の中を味噌だらけにしたくて、一心不乱に山を登った。
美沙さんはインド料理が大好きだったのでそれほど一心不乱ではなかったけど、一応リシュケシュ唯一の日本食屋ということで、付き合ってくれた。
店内はとてもきれいで、こういうところも日本食屋の良さだ。日本に帰ってきたかのような感覚になる。
店はインド人の旦那さんをもつ店長の女性が1人で切り盛りしていたが、とても手際が良くて、すぐに夢にまで見た味噌汁の定食が出てきた。
肉と魚を使えないので、メニュー作りも大変だと思うのだが、とても工夫されていて、味もすごく良くて、200~300でこの料理が食べられるというのはとても贅沢だ。
インドの主要都市には日本食屋がいくつかあるのだが、日本人経営者が基本的な日本食のレシピ(親子丼、お好み焼きなどシンプルなもの)を各店舗に置き、それをもとにインド人が作るというスタンスが多く、なんとなく味がズレていたり、工夫が足りなくて物足りなかったりする。(いや、十分助かっているのだけど)
また、この店の店長さんのように、自分の好きな国の好きな街で日本食料理屋を経営するというのはこれからもっと増えそうだし、とてもいいなと思った。
マイナーな国や街に店をつくれば必ず客(日本人)は来るし、自然と日本人が集まる憩いの場になる。なにより、みんな日本食を食べることが出来て本当に幸せそうな顔をしている(笑)
僕が何も知らないだけかもしれないけど日本で経営するほど朝から晩までバリバリ働かなくてもいいし、働けばとても感謝される。なかなかこんな自由で満足度の高い仕事はないんじゃないかなと思った。
きっといろいろ大変なこともあると思うけどここの店は続いて欲しいし続くだろうなと店長さんやお客さんの表情を見ていてなんとなく思う。
その後、あんまりヨガをする気にもなれなかったので、街をぶらぶらした。
街で一番高い建物から見降ろした吊り橋。 |
吊り橋の向こう側の街の景色。 |
ガンジス川。日本見たいな景色。 |
ポップコーン。塩味が効いていてうまい。 |
吊り橋の上はさながら動物園である。
人の食べ物を狙う猿。 |
猿の数がすごい。そして全員が結構な確率で襲ってくる。 |
ぼーっとしながら歩くのはとても楽で楽しかった。
ぼーっとしていたので後半写真を撮るのを忘れていたのだけど、結局歩きすぎて隣町あたりまでいってしまい帰ってくる時には夕方になってしまった。
途中で食べたラッシーがうますぎた。ラッシーは甘いヨーグルト味で、多分ビヒダスヨーグルトについている砂糖(この砂糖の味がまさにラッシー味。)をたくさん集めて1つのビヒダスヨーグルトにいれればラッシーが出来ると思う。
帰ってきてネットカフェに数時間こもり、レストランへ。
暗くて見えにくいけど、イスラエル料理。1つのさらに3種類のクリーム(別の皿にあるナンのようなものにつけて食べる。)とポテトと漬物のような味のサラダが乗っている。とてもおいしかったのでイスラエルが楽しみ。 |
店内の風景、床に座る形式で、とてもくつろげる。そしておしゃれ。 |
こんな感じで2日目はひたすら食べて歩いて終わった。
明日こそヨガを。
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