2012年11月10日土曜日

ヨルダン入国。

ヌウェイバ(エジプト)~アカバ(ヨルダン)間のフェリー。

 11月8日 ダハブ~ヌウェイバ(エジプト)~アカバ(ヨルダン)

ダハブの宿を10時に出て、バスターミナルでバスを待つ。
ダハブの唯一の欠点はハエや蚊が多いことなのだけど、このバスターミナルはその中でも別格だった。今朝シャワーを浴びた自分の体に10匹を超えるハエがたかっている状況を見て、一瞬人としての自信を失いかけたが、近くの金髪美女にも同じくらいたかっていたので、持ち直した。

運よくバスが時間通りに来て、ヌウェイバという港町に向かう。

移動中の風景。

ヌウェイバに到着し、フェリー用の70ドルを下ろし、チケットを買いに行く。
港町と言うから、それなりに活気のある街並みをイメージしていたのだけど、フェリー専用の港とチケット売り場とそのチケットを買うお金を下ろすための銀行以外ほとんど何もない街だった。

ヌウェイバの街並み。(少し移動すると宿くらいはあるらしいけどここはなにもない)
チケットを買い終えて、近くにあった数少ないレストランでコシャリを食べる。レストランで溜まっていたおっちゃんたちがとても気のいい人たちでフェリーのまでの時間を楽しくつぶすことが出来た。

エジプトでは東南アジアやインドのように誰にでも英語が通じるわけではないので、時々単純なアラビア語を使ってみる。するとすごく喜んでくれて、初めはあまり僕に興味がなさそうだった人も積極的に話してくれるし、親切にしてくれる。そして知らない間に人が集まってくる。
中途半端に英語を使うより、ほんのちょっと現地語を勉強するだけで旅がぐっと楽しくなるというのは意外な発見だった。

フェリーの出航時間が近づき、フェリー乗り場で荷物検査や出国手続きをしてフェリーの泊まっている場所に向かった。

フェリー乗り場はそれほど大きくなくのどかな雰囲気だった。



思ったよりも立派なフェリーで、中も綺麗で快適な空間だった。
席に着いてすぐ出発した。なぜか出発時刻の30分前に。


フェリー内部。綺麗だし免税店の品も充実していてなかなか良かった。


シナイ半島に沈む夕日。
そしてヨルダンに入国。

船には僕以外に1人だけ日本人の方がいて、アカバに到着した後は彼(義也さん)と行動を共にした。初め彼を見た時、赤色のパスポートを見て勝手に韓国人だと思っていたのだけど、5年用と10年用で色が違うらしい。初めて知った。

そして彼には本当にお世話になった。

船のデザインが先頭だけかわいかった。

 アカバ市内でとりあえず夕食を食べる。義也さんのおごりで。

ヨルダンはビールが高い。これで500円くらいする。


ミックスグリル。いろんな種類の肉団子の盛り合わせ。

そして、この旅最上級のホテル(1泊3000円)に泊まる。義也さんのおごりで。やばい。

宿、いやホテルから見えるモスク。

なんとか払える範囲でお金を払いたいと恐縮しまくる僕に、ビール一本でいいよと言ってくれて本当にイケメンすぎた。
自分も10年後とかには貧乏旅行をする学生に少しくらいはカンパできるようになっていたい。

未知の国ヨルダンは、美味しい夕食を食べてビールを飲んでふかふかのベッドで寝るという最高の夜から始まった。





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